予想上回る観光客増 直虎ゆかりの高森町〜長野(中日新聞)

◆🔶予想上回る観光客増 直虎ゆかりの高森町:長野:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161206/CK2016120602000025.html

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○予想上回る観光客増直虎ゆかりの高森町

 来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にゆかりがあるとして、高森町への観光客が増えている。十一月から来年五月にかけて、中京圏を中心に観光ツアーのバス約二百六十台が予定されており、町は「千載一遇のチャンス」と誘客に力を入れている。

 ドラマは戦国時代の遠江静岡県西部)を舞台に、男性の名前で活躍した女性領主、井伊直虎の生涯を描く。いいなずけだった亀之丞(後の井伊直親)が九〜二十一歳まで、同町の市田郷主だった松岡氏に庇護(ひご)され、松源寺で過ごしていた。

 ドラマの概要が発表されると、松源寺や松岡城址(じょうし)も注目され、町を中心に観光の受け入れ態勢を整えた。町内一円に「女城主のいいなずけ亀之丞ここで育つ」というのぼり旗を立て、松源寺と松岡城址では住民がガイドとなり案内する。

 町は人気の高い干し柿市田柿」の発祥地だが、観光名所が少なく、知名度はいまひとつ。町産業課は「バスツアーの多さは予想以上。ドラマを起爆剤に、町へのリピーターを増やしたい。本編でも町が描かれたらうれしい」と話している。