空の名前

空の名前

空の名前

私がこの本を知ったのは、あるドラマの一場面からです。
なぜかその場面が物凄く心に残り、迷わずその本を調べて買い求めていました。
この本に出会う事によって、空への興味が益々増していったのは言うまでもありません。
そのドラマの場面は冒頭すぐの何気ない日常の場面から始まりました。
本を手にしている少年

ふと、本から目を離して…
空を見上げる。

その先には、何処までも続いている青い空〜
本当に何気ない日常の場面なんですが、少年が見上げた空の青さが半端ではなく心に突き刺さりました。
このドラマは内容的に重い感じがあったのですが、それを補う様に青空や夜空や月が少年と少女との心の繋がりを表す対象として効果的に使われていた様に思います。
そして、主役の少女やその彼氏を演じた少年の役者さん達の演技力がお上手で安心して見ていられました。特に彼氏を演じた方は、難しい思春期特有の少年の心の動きを良く表現しておられたと思います。それ以来、私のお気に入り俳優さんとなっています。