モノクロの世界

🔷「わたしを離さないで」を作るモノクロの世界


○衣装…生徒たちがまとう服は無個性がマスト!⬅厳格な学苑内では、生徒の服も靴も統制されている。「校長のチェックを受けたものが配布されるので、無個性で、社会性の芽生えにくいものとして色味や形を選んでいます」(渡瀬P)

○衣装…大人になっても学苑のカラーを取り込む。⬅渡瀬Pは「恭子は抑圧的な性格のため、地味めなトーンの色味を着る大人に成長したはずだと踏みました。」と、成長次第では色味が変わっていたかもしれないと示唆する。


○セット…静謐な学校を表現するために灰色に!⬅学苑内の色彩について渡瀬Pは「原作を読んだ時に、その静謐な世界観を踏襲して描きたかったので、使命を帯びた子供たちの学苑は、落ち着いたトーンの色彩で配置しています。」

○セット…落ち着いた色彩の学苑内で、子供たちの絵画は色彩を施されている。⬅「子供たちの輝いていた瞬間を表現するため、鮮やかな色彩にしています」(渡瀬P)