【80】:飯田Pさまの 「わたはな」ブログ


◆【80】:飯田Pの『極めて憂鬱な日々』|TBSテレビ:金曜ドラマ『わたしを離さないで』


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[80]

2016.3.6 Sun. 20:33 
曇り

さて、
いよいよ、
正に終盤戦となってきた、
「わたしを離さないで」ですが・・・

撮影も本当に大詰めで、
残すところあと6日となりました。
来週の今日には、撮影隊は解散しているということで・・・

なんだか、寂しい気もするが、
みんな1日1日を大切に、一生懸命作業している。

「見てくれる皆様に無駄じゃなかったと言ってもらえる1時間を提供すること」

とにかくそれだけを考えて熱く、冷静に、作業するだけ!

わかりやすいっ!!!
そして、僕もそんなみんなを、一生懸命見守るだけ!!

更にわかりやすい!!!

ほっ。

そんな今日は、
スタジオ収録である。

朝一のシーンは、麻生祐未さんと、
久々登場、次郎先生役の甲本雅裕さんのシーン。
なんだか、とても優しいシーンになっていた気がするぞ。

今日二人がセットの中で並んだ瞬間思い返されたのが、
第1話の講堂のシーンである。
「特別な存在」「天使なのです」
物語の始まりとも言えるシーンでした

その後、恵美子先生も次郎先生も、
様々なことを経て、この場にいる、
そう感じると、より優しさの詰まったシーンだと感じました。

ほっ。

その後スタジオ収録は、若干押し気味で進行中。
現在は、綾瀬はるかさん、三浦春馬さんのシーンを撮影中。
この後ラストまで、恭子と友彦のシーンを撮っていく。

そんな二人には、もう僕から言うことは何もない、
二人は正に、恭子と友彦そのものである。

・・・まぁ、元々、

僕が言える事もほとんどなかったのであるが・・・

スタジオ収録は今日入れて、あと2回、
最後まで、恭子、友彦の人生を生き抜いて欲しいと思う。

ちなみに、
一方赤坂の編集室では、
演出の山本さん中心に、第9話の猛編集中。
昨夜1度目のチェックが行われ、
先ほど2度目のチェックが行われ、
ここから、修正しつつ、
放送する長さに調整していく作業が行われる。

先輩の渡瀬と共に僕も、
「冷静な目」を駆使してチェックしたのであるが、
なるほど、そうゆう展開になっていくのか・・・
そして、なるほど、かなり驚愕の事実が発覚である・・・

僕、口は軽い方であるのだが・・・
これは放送を見てのお楽しみ、ということにしておこう。

引き続き、
最終回のスタジオ収録、
第9話の編集作業は、
遅くまで続いていく模様。
1カット1カット、真心込めて、
熱く、冷静な作業をしていって欲しいと思う。
キャスト、スタッフ、広報部のみんな、頑張ってくれよ!!!


追伸・・・

ブログはラスト13回。
一語一語大切に、と思いながら書いている。

「毎日書くの、大変じゃない?」
とたまに言われるのであるが・・・
僕自身、あまり苦に感じたことはない。
自然と「伝えたい事」というのは生まれてくるものである。

あくまで、面白いかどうかは、別として・・・

小学校低学年の頃、毎日の宿題として、
「1分間スピーチ」というものがあったのを記憶している。
学校や放課後、家であった事を毎日作文にして報告するのだ。
そして、書いたものを、夜、父親に見てもらう。
たまに褒められることが嬉しかったのを記憶している。

そんな父との思い出が、
毎日書くことを苦にさせないのではないか・・・

んんん???

こんな美しいまとめをしたかったのではない。

とにかく、「褒められること」が大好きなのです。

僕。

ほっ。