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三浦春馬、『直虎』地元の歓迎「パワーになる」 大河ドラマ館オープン | ORICON NEWS
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三浦春馬、『直虎』地元の歓迎「パワーになる」 大河ドラマ館オープン
2017-01-15 14:11

 NHK大河ドラマおんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)のストーリーに沿って、撮影に使用したセットの一部や衣装などを展示する「大河ドラマ館」が静岡・浜松市内にオープン。オープニングセレモニーに、井伊直親役で出演する俳優の三浦春馬(第5回から登場)と、主人公・井伊直虎柴咲コウ)が「おとわ」と呼ばれていた少女時代(第1〜2回)を演じる子役の新井美羽が出席した。

 キャラクターの出世大名家康くんと出世法師直虎ちゃんをはじめ、大河ドラマ館に集まった地元の人々から熱い歓迎を受けた三浦は「(ドラマを盛り上げる)パワーになると思うし、うれしかったです。ねぇ」と、笑顔で新井と目を見合わせた。

 テープカットを行った後、1人目の来場者となった新井と2人目の三浦は、館内をくまなく視察。ドラマの中に入りこんだような感覚を楽しめるVRコンテンツに興味を示し、新井は「私が『父上』と叫んだところが出てきて、せりふを言っちゃいそうになるくらいでした」と笑いを誘った。三浦も「撮影現場の雰囲気を感じていただけると思うので、ぜひ体験してもらいたい」と勧めた。

 8日に放送された第1回を「家族ぐるみで付き合いのある人を含めてみんなで観た」という三浦は、「これはセットなの? ロケなの? といった質問攻めにあって、集中して観られなかったのですが、自分が関わった作品や僕自身に対して興味を持ってくれたりすることがとてもうれしかったですし、やってよかった」と実感。新井もクラスメートから「景色がよかったので連れてってとか、続きが観たいとか言ってもらえた」と少し照れながら話していた。

 大河ドラマ館は、展示面積は450平方メートル。ドラマの舞台となる井伊谷の景色がよみがえる大河ドラマ情報ゾーン、井伊家の初代・共保が生まれたとされる井戸や橘の木などのセットを展示した井戸端セットゾーン、家の中をイメージした井伊氏居館風造作ゾーン、ロケのメイキング動画や出演者コメントなどが見られる直虎シアターゾーン、直虎ゆかりの地やVR映像体験ができる美術の世界ゾーンからなり、周遊することでドラマの世界観を感じることができる。来年1月14日まで開館。

 浜松市鈴木康友市長は「大河ドラマ館の表向きの来館目標は50万人。前作『真田丸』の上田市と同じですが、上田は目標の倍、100万人を突破しましたので、私の心の目標は100万人です。前売り券ですでに25万枚さばきましたので、目標の50万人は堅い。そこからいかに上積みできるか。オール浜松で観光客の皆さんをおもてなしして盛り上げたい。おのおの方ゆめゆめぬかりなきよう」と呼びかけていた。

 大河ドラマ館は、浜松市みをつくし文化センターホールにて開催中。天竜浜名湖鉄道気賀駅から徒歩すぐ。JR浜松駅からは遠鉄バスで約60分(15番のりばから出発)。