なおとらツアー

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○観光公社が浜松発着の直虎ツアー
2016.11.28



 来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映開始を前に、南信州観光公社は27日、浜松市発着のツアー「直虎謎解きの旅―井伊家ゆかりの地、南信州市田柿の里へ」を催行した。60〜70代を中心とした36人が高森町と飯田市をバスで訪れ、ゆかりのスポット5カ所巡りとりんご狩り、水引体験を楽しんだ。

 浜松市の公共施設に置いたチラシと、同市が開設した直虎の公式サイトで告知したところ、浜松のほか大阪在住の若い“歴女”からも申し込みがあり、自分で訪れたことがあるリピーターも多かった。

 午前7時過ぎに浜松駅前を出発した一行は、直虎のいいなずけだった亀之丞(後の井伊直親)がかくまわれた松岡氏の菩提寺「松源寺」、松岡氏の居城だった松岡城址、井伊家の血筋といえる福姫の墓がある峯高寺、飯田井伊家の子孫が本町4大通1で営む嶋田屋麹店などを訪問した。

 高森の歴史スポット3カ所でガイドを務めた町歴史民俗資料館の松上清志館長(66)は、各所で説明を終えると「浜松とこの地のつながりは非常に深いものがありますので、これからもよろしくお願いします」と呼び掛けた。

 亀之丞の子孫にあたる嶋田屋麹店の店主で27代目の、井伊徳広さん(64)は、大河ドラマの影響で祖先に関する問い合わせや訪問者が増えたことから、井の字の旗印と橘の家紋を付けた看板を新設したほか、郷土士家の故・原彰一さんが生前に監修した家計図などの資料も展示した。

 ツアー客には「別家ですが精いっぱいのおもてなしをさせていただきます」と話し、甘酒と麹の漬物を無料で振る舞った。

 以前から井伊家に興味があり、大阪府枚方市から1人で参加した女性(23)は「一番楽しみにしていた松源寺は広くてすごく楽しかった」、嶋田屋は「家計図がすばらしい。家紋の看板もいいですね」と話し、熱心に写真を撮っていた。

 ツアーの参加者は高森町内に柿の木が多いこと、松岡城址から見た伊那谷の眺めなども話題にし、「こういうツアーが数多く組まれるのでは」と話していた。

 同公社は12月3日には名古屋発着のツアーも計画している。

カテゴリー: 南信州経済